斎籐明赤のエクスタシー催眠術

まだまだ催眠は、一般的には正しく理解して貰えていないと思います。
決して歴史が浅いわけではないのですけれどね。
実際、私も全く催眠に興味の無い人からは、マジシャン、超能力者や占い師とかだと思われているし、実際にそう呼ばれる（紹介される）事もあったりします。
そしてこれは私の話ではないのだけれど、催眠 オカルト 占い などのワードを聞くと怒ってしまう人もいらっしゃるのだそうです。
そもそもマジックをオカルトと同列にする事自体何だかなぁと思うのだけれど興味の無い人には何でも一緒なんですね。
あ！勿論、超常現象を否定しているわけではありませんよ。私は私なりの解釈がありますが、これは本筋とは違うのでここでは論じません。

閑話休題

で、それは仕方の無い事だし、確かに催眠と云う現象は不思議なんだと思います。
おそらくは説明すればわかってもらえるんだろうけど、興味の無い方には、聞くのさえ面倒くさいだろうなぁと思います。

そこで、催眠術師としてまず私がするべき事は『催眠は本当にあります！』と力説することではなく、まずは催眠の楽しさを知ってもらう事なんだと思いました。
嘘くさく思われたり胡散臭く思われたりしても良いんだと思います。それがとっかかりになるのであれば。
今までちょっと私も思い違いしていて、催眠は嘘だと思われたらいけないとか、嫌だなと云うのが先に立っていたんです。
でも、それってこっちの都合なんです。
それよりも、催眠の楽しさを知ってもらう事の方がずっと大事なんだって今頃気づきました。（って遅いわw）

その昔、ポール・モーリアは、クラシック音楽を、少しでも多くの人に知って欲しくてポップスにアレンジしたのだそうです。
確かに私はポール・モーリアのお陰でクラシックを聴くようになったし、逆に今となっては、あのアレンジが物足りなく感じるほどです。
（ごめんなさいdisではありません。今でも綺麗な旋律だし好きだけど、物足りないという事に関しては、きっとポール・モーリアはそれで良いって思ってくれるんじゃないかな？）
自分語りにお名前出すのさえ申し訳ないほど偉大な方だけど、そしてとてもこんな偉業を遂げられるとは思わないけど、私もポール・モーリアのような想いを持って催眠を少しでも多くの人に楽しんで頂けるよう頑張っていきたいと思います。

昨年はDVDの中から出てきて、皆さんとお会いする機会を沢山頂きました。
今年は、もっと多くの人に催眠を知ってもらう事を考えて活動して行きたいと思います。
なので今年は、エロ以外の催眠も計画していますよー。

催眠術師RED